外壁研究所

モルタル

目次

モルタルの特徴

親しみがある昔ながらの外壁材

モルタルはセメント・砂・水で練り込んで作られる建築材料です。 モルタル外壁は30年ほど前まで、日本の住宅における外壁の主流として多く用いられてきました。 近年ではサイディングによる外壁がメインとなり、モルタルを採用する家は少なくなっています。 ただ、モルタル外壁ならではのメリットもあるため、あえて導入するという方もいます。

モルタルのメリット

メリット

・耐火性、耐久性に優れている

・金属性の外壁材のように熱くならない

・職人の手作業で仕上げられる場合が多いので、デザイン性や自由度が高い。

1.耐火性、耐久性に優れている

1950年以降にモルタル塗りの壁が広まった要因として挙げられるうちのひとつに、防火性能の高さがあります。 セメントや砂を原材料としているため燃えにくく、一定の厚さに達すると防火構造や耐火構造となることが認められています。モルタルは不燃材料として定められている為、高い耐火性能・耐久性があると言えます。

2.金属性の外壁材のように熱くならない

金属性の外壁は、太陽光によって温度が上昇し、室内の温度上昇にもつながります。そのため、高価な遮熱効果のある塗料を塗る必要があります。 モルタルの場合は、金属のように温度が上昇することはありません。 遮熱効果のある塗料を塗ることでさらに効果が増し、夏場の冷房にかかる経費を節約します。

3.職人の手作業で仕上げられる場合が多いので、デザイン性や自由度が高い。

モルタルには仕上げ方法にも種類があり、施工方法や混ぜる砂・繊維などの素材を組み合わせることでたくさんのパターンを作ることができます。 サイディングのような繋ぎ目が必要ないため、見た目も美しく、複雑な形状の建物であっても比較的簡単に対応することができます。 特に左官仕上げなどは、様々な風合・質感を出すことができ、手仕上げならではの温かみもメリットと言えるでしょう。 モルタルの場合は、金属のように温度が上昇することはありません。 遮熱効果のある塗料を塗ることでさらに効果が増し、夏場の冷房にかかる経費を節約します。

モルタルのデメリット

デメリット

・表面にひび割れが生じやすい。

・汚れが目立ちやすい

仕上げる職人の技術力によって、質に差が出やすい。

1.表面にひび割れが生じやすい

モルタルの防水性能は高くありません。何度も乾燥と湿潤を繰り返すような環境下では、ひび割れや剥がれ等を生じやすくなります。ひび割れや剥がれは部分から壁の中に雨水がしみ込み、建物の寿命を縮める原因となるのです。 少しのひび割れなら防水スプレーなどで対処できますが、ひび割れが進行してきたら塗り替えが必要になります

2.汚れが目立ちやすい

外壁は、厳しい風雨に晒され続けると次第に汚れが生じてきます。風合いや手作り感を出すために表面に凹凸をつけたモルタル外壁は、他の外壁材と比較してホコリが溜まりやすくなります。仕上げも淡い色であることが多く、より汚れが目立ちやすいため、計画的にメンテナンスをする必要があります。

3.仕上げる職人の技術力によって、質に差が出やすい。

細かな部分や最終的な左官仕上げ、ローラー仕上げには職人の技術が必要です。また、材料によっては水分の吸収性に差があり、それも考慮して作業しなくてはならないなど、技術と経験が必要になります。モルタル外壁の出来上がりの良し悪しは職人の腕に大きく左右されるため、出来上がりの品質にばらつきが出るおそれがあります。 また、モルタル仕上げを外壁に施す家が減少していることや賃金の低下などの理由から、左官職人も不足しています。

モルタルの金額

お求めやすい金額

モルタルの施工価格相場は約1,200円〜5,000円です。イニシャルコストだけで見るとサイディングなどより安くなりますが、実際はこちらにメンテナンス費用が必要になってきます。

昔ながらの温かみがある外壁を求める方におすすめです。